花月草子

清涼山の御亭

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装束干し~唐織の日~

装束干しに伺いました。
作業自体は能楽堂の室内いっぱいをつかって空調も入れて、という
「虫干し」というよりは実際は痛みの度合いのチェックなどが主たる目的。
とか。

今日は唐織、縫箔(腰巻)、狩衣中心の日です。
橋掛りから舞台いっぱいに掛け渡された紐に、ところ狭しと掛かる唐織と縫箔。
紅無シ、白地、紅白段、金地、などなど、秋草、糸巻、縅に扇面と一同に会して
目も眩まんばかりながら、中に過日の『鐵輪』の前シテがつけていたと思われる
ものを発見。
「これはこの間の『鐵輪』の前シテが?」
「そうですよ」
見所から見ていると柄の細かさに柄模様がよく判らなかったのですが、全体に
萌黄の縞と見えたのは、タンポポだったのです。
タンポポの寓意といえば…「しぶとい」とか「根深い」。ぴったりすぎる… orz
この後、怨霊系の時にはチェックしていてみようかと。

古いものでは大正あたりの修繕でミシン掛けしてキルト加工のようになってしまって
いるものもアリ。
「我々の間では雑巾と呼ばれています」
雑巾て…

楽屋には狩衣が掛けてあります。縒から袷、翁狩衣など。
意外にも縒てあまり枚数が無いのですね。枚数でいったらやはり絽や紗の狩衣
が多く、ついで、鬼神、天狗がつけるような袷モノ。蜀江の翁狩衣。
また、お座敷の方には僧形モノの際の頭巾や五条袈裟が幾枚も。
一見あまり違いのないような地味な柄の頭巾でもシテの役の位により結構な
違いがある事が判明。

楽屋のスミに羽二重の白い花帽子が何枚か掛けられておりましたが、
近くで見ると、花帽子って倍幅の布をつかってるんですね。新発見。
正尊などのシテが被る山法師の頭巾や頼政頭巾などもありました。
構造を見せて頂いて、「はー、こうなってるんだ」と納得。

今年はまた14日(面などの日)にも伺わせて頂くので、楽しみにしております。

| 能・狂言 | 23:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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