花月草子

清涼山の御亭

2012年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年11月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

光も朱の玉垣赫き 神体現れおはします

国立プログラムの過去上演の写真が元昭先生まで遡らねばならないとは…
というくらいに国立での公演は久しく途絶えていた『大社』。
ユネスコ認定された佐陀神能がクローズアップされたり、他流儀が近年地方で
で演じたり、と再演機運が高まっていたのか、古事記千三百年イベントともあいまっ
てか満を持しての国立再演。

工藤先生を真ノ次第で拝見するのが久しぶりー。
最近お姿を見なかったのですが、飄々としながらもどこか颯爽とした風は変わらない
ですね。
しかし、今回の次第は手組みが変わっていて、音がどう持ってこられるのか次の予想
が立たなくて(笑)。
中世以降の能の革新期に成立した曲なので、「あれも取り入れよう」「これも取り入れよう」
と、いろいろと手が込んでいるというか、一言で言ってバロック能。<苦笑
中入リまではやや冗長ながらも、来序の曲が後場に続く高揚感を際立たせる効果満点。
アイ狂言の『神子神楽』がまた魅せる。
泰太郎さんが上に着付けていたのは長絹ではなくて、小忌衣のようでしたが、小忌衣
でアイというのは他にあったかな<うろ覚え
女性の役ですが、金烏帽子に鬘帯というこれまた他に例のないいでたちで神楽鈴の舞。

さて、後場は出端から護法神として天女化された羅刹女が登場。
プログラムには「天女ノ舞」としか書かれていませんが、誰がどう見ても中之舞だと。
最初に袂を取るのに苦労していた様ながらも中々シャープでメリハリあって判り易い
中之舞でした。<いいのかそれで
その後、宮の引キ回シが外されて御神体登場。
荘重というか、重々しいというか、やっぱり銕之丞先生はこういう役を見せて頂くと
迫力・押し出しが凄いですね。グワーッ!と空気を変えてしまうというのか。
また悪尉の面に力があってね。大きな鳥兜を被っていての楽は神々しい力に満ち満ちた
パワーを感じます。
詞章設定では大己貴命が舞うために、神楽を奏しているのは住吉・鹿島・諏訪・熱田
の四明神。世界観のスケールがでかい。
さらに早笛に乗って大龍戴をのせた龍神登場。手には輝く金の箱を持ち、箱の中の小龍
を献上し、働キを舞う。
(箱中の龍は小龍戴の立テ物が入っていました)

おめでたすぎておなかいっぱい<爆

ところで、解説に出てきた先生がしきりに「出雲大社の祭神は大己貴命ではなく素戔嗚尊!」
「中世の典拠に証拠はあるんです!」とか力説していたがな…
そら確かに中世にそういう説が流布したのは確かなんですが、中世ってけっこう色々な所で
御祭神のスリ替えがあった時代だし、まぁそれを江戸初期まで引きずったにしても、結局
記紀の記述の方が古いわけだし、そこはきちっとふまえておかないと。
なんだかんだ言っても高天原系とは一線を画す出雲の龍=蛇の信仰は無視できまいよ。
と、蛇の足をつけておく。

≫ 続きを読む

スポンサーサイト

| 能・狂言 | 23:57 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

虚構のひと

大会も終わって、改めて今日からまたお稽古。
新しい曲を頂きましたが…
「最近、飛んだり跳ねたりが続いていたからね」
と師匠。
頂いたのは

『玉鬘』

…それはまた極端な。

扇を開いて下に居るところから始めるのは二年と半年ぶりです。

| 仕舞・お稽古 | 22:06 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

文化庁芸術祭オープニング 伝統音楽の美

しばしのご猶予<苦笑

| 雅楽・舞楽 | 22:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。