花月草子

清涼山の御亭

2011年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年08月

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初代中村吉右衛門展

初代吉右衛門展 今日は連日のギンギンギラギラの太陽が少々顔を
 隠したということもあって、演劇博物館で開催中の
 『初代中村吉右衛門展』へ。
 先日の人間国宝答申がたまたま会期中に重なったり
 と、播磨屋さんにはおめでたい限り。

 この間(13日)の『熊谷陣屋 上映会』は生憎と
 行くことができませんでしたので、来月の
 『盛綱陣屋 上映会』は行きたいところ。

ところで、今回の展示は図録がないのよー。歌右衛門、三津五郎、團十郎、左團次
には図録があって、吉右衛門には図録ナシというのは如何なもんかのう。

入ってすぐに清長の二曲一双の当り芸屏風がかけられ、その下に絵に描かれている
役柄の舞台写真が並べられております。
この中だったら石切梶原の写真が一番素敵に見えるかな。
(意見には個人差があります)
展示室内でかけられている映像は三世歌右衛門の碑の除幕式に役者たちが参集した
姿を捉えた映像と、もう一つは鎌倉三代記。

いつものことながら、当時のチラシや番付、劇界誌など並べられている中、今は
絶えて無きが如しの演目多く、心惹かれる。
『蔚山城の清正(昭和九年)』てどんなよ~。
あと、明治三八年の番付に『新作 富士太鼓』てあって、お能の『富士太鼓』
から取ったのだろうけど、どう脚色してあるのかなぁ。とか興味はつきません。

本人が筆を取ったものを表装して六幅の軸になっているものがあり、
この中では五段目のイノシシと、七段目の目隠し鬼の絵が遊び心が利いていて
好き。特に目隠し鬼の方。紙に目隠し布と周囲で叩く手が描いてあるだけ。
というシンプルさなのですが、わかる人にはわかる洒落といった趣き。

鏡台はつやつやの黒漆に金蒔絵で揚羽蝶と陰の村山方喰が散らされ、囲いの背に
蝶の透かしが指物されていて、今まで見た鏡台の中では素晴らしく上等な鏡台
でしたねぇ。

『松浦太鼓』を上演するにあたって、松浦家からお祝いに贈られた赤馬毛の
采配(麾)はかの鎮信公が実際に戦場で使ったものとのお墨付きと対で。
また、伝清正の鞍もあり、実際に舞台でも使用したとか。
弓を射るのは芸道に通ずると稽古熱心であったのを表す使用の弓や靱、
弓籠手など、なかなか武張った展示物も多く。

かと思えば、自宅の門の前でまだあどけない少年萬ちゃん<爆
と一緒に写っている写真や、
六代目と「久しぶりの顔合わせだから、顔を合わせましょう」
と二人して頬すり寄せんばかりの微笑ましい写真などもあり。

面白いなぁ播磨屋♪
だーかーらー図録ーつーくっーてー<泣
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| 歌舞伎・文楽 | 16:46 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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浴衣会

あまり体調に関して先の良し悪しがわからないものですから今年も遠慮させて
いただきまして。
(普通にエントリーしてれば春日龍神という事で)
今日は同じ社中で同じく春日龍神で舞台デビュウを飾る方がいたという事もあり、
本番前に二人で楽屋で最終チェックを色々やってみたり。なので、なぜか私も扇持参で
半日ちかく楽屋におじゃま。

お浚いの会の楽屋にいると自分の出番がないにもかかわらず、なんとなく
ソワソワドキドキとするのは私だけではないようで、社中の中のお謡の方と
「パヴロフの犬みたいだよねー」
と笑っておりました<苦笑

結構、他のお稽古場の方にも体調の心配をされてしまいましたが、
三ヶ月先の自分の状態は自分でもわかりませんからねぇ…
でも、普段会わない方から「出ないと寂しいわー」などと言って頂けるのは
なんであれ有難い事だと思っております。

今年の師匠の番外仕舞は『鵜之段』。
松明の篝火明々と見えるような鵜飼の舞の後の附祝言は『難波 キリ 』。

今日は祇園の山鉾巡行日とあってか暑さもひとしおという気がしますが、
皆様お疲れ様でした。また来月から私も頑張りますw

| 仕舞・お稽古 | 23:24 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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真名本 曾我物語

購入してから、しばらく積んであった状態だったものにようやく手をつけました。
「真名本」は数ある曾我物語諸本の中でも、もっとも古態をなす書として
取り上げられる事の多い書です。

真名本 曾我物語 『真名本 曾我物語 1・2』 
 平凡社 東洋文庫
 1(1987年初版):青木晃、池田敬子、北川忠彦、編 
 2(1988年初版):笹川祥生、信田周、高橋喜一、福田晃 編

仏教説話が多用されてやや冗長。あまりにくどい美文修辞はナナメ読みするとして
とにもかくにもこの騒動の一連の発端は下の大まかな系図にしめした様に、助隆入道
が後添いの継娘に手を出したのが全ての因縁のはじまり。
註:名称表記は本の表記に従いました
助親は嫡流男子の孫であるにもかかわらず次男扱いされて、助継が嫡男扱い。
それでは領地分配でモメてもいたしかたなし。といった所。

曾我物語系図 で、色々と双方の思惑が絡み合った所で
 助経、助通の代になって助経の示唆による助通の
 暗殺という決定打ともいえる事件がおこるわけですが…
 この時、一万は五歳、筥王は三歳。
 この歳からずーっと母親の仇討ち願望を子守唄の
 ように聞かされ続けて育つわけよ…
 後になってから母親が「仇討ちなどとは考えるな」
 などと言ってみた所で、そりゃあ無理というもので。

 しかし、お能はストレートに題材を拾っているにも
 かかわらず
 (小袖曾我、禅師曾我、調伏曾我、夜討曾我)
 芝居の世界では最早原型をとどめていないぞ。
 娯楽エンタテイメントに「兄弟」の名前が入って
 いればいいのか?
 というくらいです。話の面影まるでなし。<笑
 だって「万劫御前=満江さん」は助経の嫁だし

 個人的には兄弟が助経を討ち取った後の虎御前の
 行動の方が涙をさそう。(巻ノ十)
 ちなみに「化粧坂少将」など名前すらなし。

各巻ごとの注釈はさすがは東洋文庫。充実しています。
巻狩りの際の頼朝宿所を中心とした各御家人の仮館配置がよく判る。
また巻狩り参加の御家人一党の当日の装束なども一覧表になっているし、
保元・平治物語との対照や尊卑分脈など比較文献も多数表記。
もちろん、長々と引用されている仏教説話の解説も事こまか。

根気のある方は御一読なさる事をおすすめ。

| 書籍 | 20:22 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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龍神祭り終了

『岩船』、『竹生島』ときて、本日『春日龍神』終了。
何といいますか…龍神モノ三連発は流石にキツかった。

次の曲はまだ未定。
しかし師匠が
「そんなに飛びたいんなら、次も飛ぶ曲にしましょうか?」
とおっしゃる。

いえ、べつにそういうわけでは… orz

| 仕舞・お稽古 | 23:20 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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蟻通の続きは…

忘れてはいません。
ただ少し、文献を調べる範囲が広がってきましたので、現在調査中。

でも今の時期、この暑さでは書店に行くのも図書館に行くのもイヤ…
というわけで、気候が落ち着いたら再会しようと思っています。

しばらくお待ちください<苦笑

| 硯にむかひて | 15:29 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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