花月草子

清涼山の御亭

2010年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年12月

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梅若家の襲名

ここ何日かの朝日、讀賣他の夕刊の舞台欄に大きく紙面を割いて梅若晋矢先生と
同・靖記先生のそれぞれの襲名記事が掲載されておりました。
マスコミに取り上げられるのはこれが最初でしょうか。

お話そのものは前から進んでいましたし、お追善との舞台と併せてのご披露と
いうことで、来月の公演に出演なさる先生方の顔ぶれも宗家、分家ほか各家の
御当主が揃う豪華な番組が発表されているとの事、お目出度いかぎりと存じます。

内々では判っていたけれど晋矢先生の位置づけがこれで対外的にもはっきり
確定したという思いがありますね。
以前、いずれの公演の折にか、国立のロビーを紋付で歩いていらしたのを
お見かけしたのですが、こう、あたりの雑気をパッと払うようなたたずまいの
雰囲気をお持ちでいらっしゃる方で、素敵だなぁと常々思うことしきり。

この十二月を境にして晋矢先生が紀彰先生に、靖記先生が長左衛門先生に。
頭の中で馴染むまで時間がかかりそうです(笑)


  白梅

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| 能・狂言 | 18:12 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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砂利場で…

自称男伊達の総本陣様がサザヱ柄の握り拳で
鼻の穴へ屋形船を蹴込まれたわけですね。


…ほんに、みっともない話でござんすねぇ。

| 歌舞伎・文楽 | 23:55 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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融の烏帽子

お稽古の際、師匠に先日の『融』の烏帽子(掛緒が紫の翁烏帽子)の件を
「初冠でなくて翁烏帽子なのは替エでいいんですよね?」
と問うてみましたところ
「そう。でも小書がついて舞が多くなると初冠では回るたびに(纓が)
“ぐわんぐわん”てなるから云々~」

言われてみれば納得。

なるほど…十三段を最近見ていないので、機会があったらその辺、
注目してみたいものです(笑)

| 能・狂言 | 22:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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TVのお能放送を視ていてふと

生きている間に、出来れば『朝長』に懺法の小書がついたものを拝見したいな。
とは思うのですが、今日、NHKの放送を見ながら、
「あー、TVで視る方がいいかも」
という思いもしてきました。

勿論、公演でそれを体感できるのが一番良い、とはわかっているんですが、
今の公演だとシテの朝長が揚幕に下がっていった、或いは他の先生方が下がった
所で拍手とか起こってしまいそうだし、そこで席を立たれるお客さんも多い
かもしれないし~
最後の最後に太鼓方の先生が再び出てきて通常の調子で太鼓を打つまで見所の
緊張感が保たれるか。
というのが甚だ疑問だったりするわけで。
それだったらお客さんのいない放送で視る方がいいのかなー。とか。

来年の四月に目黒で香川先生が朝長を演じられるので、先日早々にチケットの申込
をさせて頂いたんですが
「懺法は入らない、という事で宜しいんでしょうか?」
と伺ったら、今回は入れないということだったので安心半分、寂しい半分。

金春惣右衛門先生の懺法観たいなぁ…<贅沢

| 能・狂言 | 18:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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舞台披き

今日は師匠のご自宅新築&お稽古舞台のお披きの会がありまして。
所狭しと集まったお弟子さん皆さんで祝言曲をいくつかご一緒させて
頂きました。

途中の休憩の間はお薄とお菓子も頂きまして和やかムード。
お菓子は誂え品ではなくて、スタッフさんお手製練切。
練切餡は拵えるのに大変なパワーがいるのですが(経験者)、
それが参加人数分ともなると、その労力と手間は気が遠くなるほどで
ご尽力に改めて敬服。
御引に頂いた扇は金地に赤で「寿」の崩し字と若松の枝をあしらったもの。

お天気もすっきりとした青空でお目出度いかぎりの一日となりました。

お菓子 御引の扇

| 仕舞・お稽古 | 23:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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水戸黄門と能

古今東西、講談、芝居、映画の時代から近くはナショナル劇場まで
(あえてパナソニック劇場とは言わない)
おなじみの水戸御老公。
ネタ的にはかなりお能要素強いドラマエピソードが多いのですが、
まず有名なのがコレ。
水戸家江戸屋敷における幕閣諸侯を招待しての能会当日。
『賀茂』の後シテの装束を身につけた御老公が江戸家老の藤井紋太夫を自身
の控えの間に呼びつけてバッサリ。

紋太夫が柳沢と通じていたとか、いや御家のっとりの企みなどアレコレと
情報が諸説あって定かではありませんが、少なくともどの映像でも、大概
『賀茂』という事に違いはないようです。
平成九年に菊五郎が紋太夫をした時の御老公は羽左衛門さんだったのですが、
これも広告写真で見ると『賀茂』なんだなぁ。能会の番組の記録が残って
いるんでしょうか。
五番立だとしたら、賀茂が脇能にくる筈なので事件はかなり早い時間の
ようにも感じますが、時間的には『翁』の最中か。だとしたらオソロシー

それから、案外見過ごされがちなのがナショナル劇場版での弥七が江戸で
商いする蕎麦屋の屋号。『田毎庵』
(元々はお新の父親が商っていたのを引き継いだんだけれど)
蕎麦といえば信州は更科の粉というのが通り相場ですが、実は更科は
『姨捨』の舞台となった山近くの里にして、そこの山に広がる棚田は
秋に水を張られると、田の一枚一枚に月を映し、「田毎の月」と呼ばれる
月の名所であり
「また、田毎の月と申すは、あれなる山田に写る月を申し候。
 月は一つなれども田毎の影が現るるゆえ、田毎の月と申し候」

と、アイの語りで語られる。
もちろん、俳句や和歌の主題にもなるほどの名所ではあるのだけど、
なにげなく、さりげなく、ドラマのフィクション部分にこういう含蓄深い
遊び心を滑り込ませているスタッフに私は舌を巻くのであります。

| よしなしごと | 16:45 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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