花月草子

清涼山の御亭

2010年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年06月

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汐に引かれて波に乗れるか

なんだか飛廻リが上手く決まらないんですけど・・・
多分、ハタから見てたらかなり奇妙なんでは。

あと1ヶ月半ほどで数萬の捧げ物をちゃんと運び出せるか
どうか甚だ疑問です orz

あー、まあさすがに小回リはなんとか<苦笑
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| 仕舞・お稽古 | 22:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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NHK 能・狂言 『海士』

海士 赤頭三段之舞 二段返

なんだか、いつもの海士と違って、体感時間というのか(TVだから視聴時間か)
物凄く長かった気がしますが、だからといって散漫なものではなく、
密度がぎゅっと詰まってなおこの時間。…100分くらい?

前シテの面の表情が非常にこうなんというのか「思い詰めた感」が強くて
惹かれました。
装束も浅見先生が少しリアリズムを強調してみたということで、
普段の水衣姿ではなく、白小袖に白っぽい唐織(縫箔?)を片肌脱ぎに
着付け、海草の腰蓑をまとった腰巻姿。鬘も一つにまとめてはいますが、
前に垂らし、後ろにも幾筋か垂らして、いかにも一仕事終えた海士姿。

玉之段でも、右手に持つは利剣でも扇でもなく小鎌。
胸乳を掻き切る型ではそれが活き、利剣でも扇でもなしえないリアル感が
大きくクローズアップされるかのように表現されていました。
また、これを最後と思う母親の表情が凄絶に現れていて。

で、房前大臣の子方をつとめた小早川先生のご子息、康充くんがしっかり
していて、一緒にTVの前にいたウチの母も感心しておりました。
狩衣がもう大人のものに近い丈かな。

後場では二段返しということで、まずスルスルと幕が半分ほど開いた所に
母たる龍女が腕を構えた姿で座し、助川治先生の訥々と押さえし太鼓の音が
響き、やがて再び龍女が現れ、管弦講の楽にのって早舞を。
いやもう、ため息ものというか。
助川先生の放送後のお話では、あの太鼓は木魚的に供養のためを思って打つ
ように観世元信先生にお教えを受けたとおっしゃっていました。

NHKさん。ハガキ抽選でもいいから公開録画にしてください。<笑
勿体無さすぎですよ。

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| 能・狂言 | 23:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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太刀振り上ぐればこは如何に 御経の光眼に塞がり

九皐会五月の定例会は好天に恵まれ外は暑いくらいの日差し。

『盛久』
割と駒瀬先生は直面ものを拝見する機会が多いかも?
最初のシテの一声がいきなり幕の際から
「如何に土屋殿に申すべき事の候」
から始まるのも印象的。
鎌倉への護送中、既に袈裟をかけているのが盛久の性根をよく現していて
途次これで最後であろうから清水に参ってから東に下りたい。
とか、独り言で
「かくてながらへ諸人に面をさらさんより 天晴疾う斬らればやと思ひ候」
などと考えているのがまず去り際の潔さを感じる。
東海道の名所を数えながらの道中も詞章にあわせて風景が徐々に変わって
いく様などシテと地謡の息がピタッとあっていたように思われます。

いざ由比の浜で首を斬られなんとする瞬間、盛久の経巻が光を放ち、
斬首の役人が太刀を放り出す際には、
「は~、あそこまで勢いよく放りなげるんだ~」
などと変な所で感心。

男舞がキリキリと晴れやかで小気味良い。
平家モノの中の観音利生を寿ぐにふさわしい曲。
しかし、由比の浜では色々な事件が起こるものかな。

『鞍馬参り』
久しぶりに十郎さんの太郎冠者拝見。楽しすぎる♪

『項羽』
ワキの大日方先生が持っていらした草花の束の中に目立つ大きな
オレンジ色のポピー…
個人的には虞美人草て赤いイメージなんですが…まぁ、ヒナゲシという
点では変わらないからいいのか???

中入リ後、後シテの項羽の戦模様。なんだろう。項羽ってこんなにドロドロした
話だっただろうか?物凄く苦しそうな、えーと、修羅物の公達のような
感じがしました。
かけていた面がまたげっそりとした彫りが深くて、時代が新しいのかまだ
胡粉の白さが生々しいとでもいうのか、そのせいも加味されてそういう風に
思ったのかも知れません。
舞っている際、一畳台から
「ここで一足でも後ろに下がったら落ちるわ」
のギリギリで踏みとどまっていたのは、見ている方もドキドキです。

ツレの虞氏は中森先生のご子息。内弟子修行中の健之介くん。
一畳台から降りる(崖下に身を投げる)際の足元に地謡座から父上の視線が
集中していましたよ(笑)。
京劇だと項羽の剣を奪って自刎する虞氏ですが、お能では崖から投身するという
同じ自決でも日本ではソフト風味なのですね。

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| 能・狂言 | 21:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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