花月草子

清涼山の御亭

2008年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年01月

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師走のごあいさつ

今年も早、晦日がせまってまいりました。

思い返すに、今年は国立の記念公演や何やかやと、
大きな公演が多くありましたこともあり、少々乱観気味な年でした。
来年はもうちょっと絞っていきたいなと思っています。<絞れるのか?
(まあ少なくとも来一月は今年の一月ほどギュウギュウにしていませんし、
むしろ予定はスカスカと言っても過言ではないかなと)

こちらを書くにしても感想をアップするのにアップアップで、
色々と思う事、考える事を記事に反映できなかったし、
ちょっとそこも反省点ですね。

良い(と観た後に思えるであろう)舞台を選んで観て行きたいと
思っています。
世間は不景気の嵐となっていますが、せめて余暇の気持ちくらいはガツガツ
しないでいけたらいいなと。
来年も宜しくお願いいたします。
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| よしなしごと | 22:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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つらつら思いかえすに

今年の初観能は国立で香川先生の『羽衣』で、観能納めも先日の
香川先生だったことに、今日になって今頃気づきました… ヽ(;´Д`)ノ

| 能・狂言 | 01:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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月にも辿る、蔦の細道

今年の見納めになりました。
『第二十二回 二人の会』

『春日龍神』は先日、九皐会でも見せていただきましたが、
舞囃子での姿、となるとやはり力強さが増しますね。
塩津先生の頭上に龍戴が見え隠れする錯覚に捉われるような。
春の香川先生の演じられた野守の鬼神も同じように大迫力でしたが、
舞囃子一つとっても、この会は本当に毎回楽しみです。
(伺えない年は残念で仕方がありません)

お仕舞は春と同じ先生方にて、
『歌占』、『柏崎』、『山姥』
お仕舞といっても、それぞれ長めのものの選曲となりました。
国宝答申の後、友枝先生が舞ってらっしゃるのを見るのは初めてかもしれない。
「上手な人を見て勉強しよう」とは流儀を問わず言われるけれど、
友枝先生の舞は見ても、「勉強にも参考にも仕様がない」と改めて思いますです…
内田安信先生と佐々木宗生先生の舞も素敵です。もちろん。
高林先生の独吟も、いつもウットリ聞いてるうちに時間が経って
終わってしまうのが…<苦笑

『悪太郎』
最近野村万作親子づいてるな~と(どういうめぐり合わせか、続いています)
萬斎さんの悪太郎の酔っ払いっぷりがやけにリアルでした。
親子ならではの「なーむあみだーんぶーつ」がまた目に楽しい。

休憩中に心臓バクバクになりました。
というのも、ロビーに吉田玉女さんがいらっしゃったのでー!
な、何で今東京に???<気づく自分も自分ですが

さて、
『定家』
閑先生方の次第より、ピリピリと覚醒モードに入っておりましたが、
やはり期待は裏切られず。
もう、ゾクゾクするようなハコビの美しい前シテ。
カッチリとした正しい動きの中にも独自の美しさが加味されて、
いつもいつも圧倒されて終わる気がします。
今回も後シテ(痩女)が開いた中啓でそっと顔を隠す様など、
ノックアウトされまくりです。

定家の恋の妄執たる蔦蔓に絡まれ、そこから逃げ出したいと思い、
読経の功徳により救われた式子内親王ながら、その蔦蔓の這う塚より
出でてみればたちまちその美貌は衰えていってしまう。
結局内親王は再び定家の思いに絡められていってしまう。
『葛城』の進化したような、金春禅竹の深い深いテーマを香川先生の
内親王で拝見できたこと、そして今年の納めがこの『定家』だったこと。
良い舞台で締めくくることが出来まして、
大変果報な一年であったと、ただただ思い返すばかりです。

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| 能・狂言 | 21:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ぶっ通しで

今夜は個人稽古で、
切戸をくぐって謡→クセ→カケリ→キリまで
ぶっ通しで舞台を使ってみっちりと。

短期集中強化練習への突入はまぬがれました。
が、
久々のクセは「早すぎる」と指摘されてしまいました。orz
やってるうちに修正できたのでヨシとするか?

いいや、まだまだ。油断大敵。

| 仕舞・お稽古 | 23:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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観世九皐会百周年記念特別公演 第二部

第二部も満員(笑)
挟む時間が短くて、慌しく軽い昼食を済ませます。

第二部番組

三番物は『羽衣 彩色之伝
シテは弘田先生です。
藤田朝太郎先生の笛は前日にもお聞きしているのですが、
お調べから聞きほれてしまう。
今回は小書にて作リ物はなく、一ノ松に舞衣をかけ、冠の立テ物は白蓮で。
いとも優雅な弘田先生ですが、舞衣の袖の扱いには苦労していらっしゃった
ようです。
袖が重いのか、滑るのか、上手く頭に被ってくれなかったのです。
ですが、そのような事は瑣末なこと、と思えるような天人。

仕舞では喜之先生の『老松』、喜正先生の『屋島』を。
屋島は組み立てが経正に似た所が多くて、じーっと(笑)

『百萬 法楽之舞
五木田先生で。
幣のついた狂笹をもちながら登場した百万が、アイの十郎さんを
笹で指すのが
「ちょっと、ちょっと!」
みたいな感じで五木田先生らしい。
車ノ段に笹ノ段に続く数多くの舞働きを見事にこなしていかれ、
無事に子供にも逢うことがかない、正気に戻るほんの一瞬が
表情豊かで。緑色の長絹が印象的に残りました。

『鷺』
遠藤六郎先生の鷺、長山先生の帝、閑先生の蔵人。アイは万作さんで。
締めくくりにふさわしい顔ぶれとなりました。
『鷺』は純真無垢な姿を現すがために、子供か還暦を過ぎた先生でないと
演じることのできないものですが、イマドキは還暦くらいでは「純真」というには
程遠いもので、そのあたりは御年八十一となられた遠藤先生。
まったく人間臭さを感じさせない所は流石です。
閑先生が捕まえようとしても、
「バサバサッ」と逃げるのではなく、
「ファサッ」という軽くかわしているようです。
鷺は公演自体がほとんどないので初見なのですが、神泉苑の空気感は充分に
感じとれました。長山先生の延喜帝もゆったりと落ち着いたたたずまいで。
五位を賜っての喜びの舞も、自由の身にされて空に戻っていく様も、
ましろの装束で舞われる遠藤先生の足元には常に水をたたえた広大な
苑池が見えるような気がしました。

鷺の冠、九皐会のものは本物の鷺の羽が使われているので、
華奢感このうえない冠です。
もう新しく誂えようにも肝心の鷺の羽が手に入らないのですよね。

嫋々たる余韻を残して空に飛び立っていく白い鳥は鷺だったのか、
あるいは九皐に鳴く白鶴の姿なのか。
事前には朝から大変…と思っていた五番能でしたが、終わってみると、
「もう終わり?」
という気がします。
大変に充実した一日となりました。


| 能・狂言 | 23:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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観世九皐会百周年記念特別公演 第一部

お話があった時は大分まだ先の事、と思っていても、あっという間に
今日はもう当日です。

第一部番組

第一部は午前十時から『翁』で幕をあけました。
喜之先生の翁、喜正先生の千歳、山本東次郎先生の三番三、則孝さんの面箱、
と顔ぶれもさることながら、やはり先生方皆さんの翁独特の緊張感漲る表情が
魅力的。
東次郎さんの三番三はやはり一度は拝見しておきたいものの一つでしたので、
おめでたさ満点。
翁の舞そのものも年明けは神歌からになりますので、しばらくは見る機会もないかも。
でも、国立能楽堂の案内スタッフの方々、どうして途中でお客さんを入れてしまう
のかしら~。最近は式能などでも翁の途中入退場がまま見受けられるそうで、
納得いかない…というか、理解できない…

引き続き、永島先生のシテによる
『養老 水波之伝
後ツレの楊柳観音は中所先生で。中所先生は天女系をされると独特の
優雅さが感じられます。
で、照明に扇の金地や天冠の飾りが反射して御簾の方にキラキラと
反射光がさざめくようで、んー、綺麗でした…
水波の小書により、永島先生の神舞がグイグイ速度を増していかれるのが
流石です。また、同小書では山神の冠に薄桃色の芍薬が三輪ついて、
装束に比べて不思議なアンバランス感があってまた面白い。

宗家の舞囃子『花筐』を挟んで、狂言は『舟ふな』
虎之介くんも大きくなりまして、立派な太郎冠者ぶり。
小憎らしく主人をやりこめていました。
まだ子供らしく明るい色合いの装束が、普段大人の役者さんがされる
太郎冠者とは違って、笑いの中にもパッと花めいた舞台になりました。

お仕舞『笠之段』は銕之亟先生で。
第一部最後のゲストとなります。銕之亟先生は本日、翁の主後見や
上記『花筐』の地頭など色々と第一部の舞台を支えて下さいました。
銕之亟先生は見ているほうをグッと引っ張り込むパワーをお持ちと
いいますか、お仕舞でもそれは如何なく発揮されまして。

第一部最後となる二番目の修羅物は
『正尊 起請文 翔入
おなじみの先生方に加え、お囃子、地謡と濃いい顔ぶれの正尊です。
橋掛リに、中森先生の義経に続き、小さい身体で太刀を携えた静御前が
現れると、見所全体が「かわいいー」という声無き声につつまれていたような。
また、中之舞もしっかり舞ってるのですよ。
奥川先生のご次男、恒成くんです。
お兄ちゃん(恒陽くん)が先日子方を卒業してしまったので、これからまだまだ
出番が多くなるとは思いますが、まだ「がんばれー」と言いたくなるような年頃
ですね(笑)。
頭巾、上着、大口と白一色のような駒瀬先生の土佐坊正尊。
ちょ、ヒールですが、めちゃくちゃ素敵。
後場の二(熊井&江田)対八(立衆)の切組もまた予想に違わぬ派手な
カタチで。熊井の奥川先生がヒラリと橋掛リの欄干に足をかけ、飛び乗る
あたりなどは皆目を奪われていたような様子でしたね。
武蔵坊(高井松男先生)と土佐坊の長刀を振り捨ててむずと組み合う一騎打ち
のあたりなど、手に汗握る大興奮。

さて、第一部はプログラムに二回休憩をはさむことになっていたようですが、
後の休憩は無いことになってしまい、その旨場内アナウンスでも放送されて
いたのですが、あまり周知されていなかったもよう。
銕之亟先生の笠之段が終わったあと、バラバラと席を立つ方が何人も
いらっしゃったのが、不手際といえば不手際で残念だったかな、と。

| 能・狂言 | 23:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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龍吟ずれば雲起こり、虎嘯けば風生ずと

国立十二月定例公演です。

先日の九皐会の春日龍神に引き続きまして入唐渡天希望の僧が登場。
と、いっても今日は喜多流で、『龍虎』。

こちらの前シテは入唐後に出会った老人に渡天を押留められるカタチに
なりますが、この曲の主眼はそこではなく、あくまでも龍虎の戦いに
ありますので、前場は出雲先生と工藤先生のしっかりとしながらも比較的
サラリ目な展開。
よく「前シテの老人実ハ後シテの○○」、な話の持って行きかたが一般的
な複式能のパターンだったりもしますが、この曲ではあくまでも前と後は別。
ということで。

作リ物には真笹がたっぷりと、でも、そのたっぷりさ加減が災いして、
虎が登場する際に、覆っていた布がうまく外れなくて
(中にも笹が仕込んであったので、引っかかっていたのです)
中村先生と塩津圭介さんが一生懸命外そうとするんだけど、「間に合わない!」
と塩津先生が後見からダッシュ(?)で飛んで来る場面も。

出雲先生の虎と狩野先生の龍が裂帛の勢い。
「カッ!」「クヮッ!」と表情の擬音が聞こえるような、文字通り「龍虎相打つ」という
言葉がぴったりくるような。若手~中堅の先生方の気合に満ちた舞台となりました。

さて、これで年内の国立主催の公演は終わりましたが…
私は明日もここで一日過ごす事になるのでありました(笑)


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| 能・狂言 | 23:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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龍神は猿澤の池乃青波 蹴立て蹴立てゝ

今年も早、定例会では最後の九皐会になりました。
お天気はあいにくの空模様。所によっては雪の地方もございましたようで
ことのほか風が冷たく感じます。

『芭蕉』
喜之先生の芭蕉の精は恬淡とした、「非情の草木」という言葉が
染入る、静かな静かな芭蕉の精でした。
確かにそこにいるのだけど、なかなか姿がしっかりと目にすることが叶わない
ような、儚げな芭蕉の精。

ちょっと後場で詞章がつかえてしまった所を後見の永島先生がすかさず
手当てして、流れがとぎれることもなく、終わったあとは、しばらく席から
立ちたくないなぁと思うような芭蕉でした。

村瀬先生が重厚なワキ僧のたたずまいで、他との釣り合いが取れていて
良かったカモ。

『鎌腹』は・・・今日は脇の後方にいたこともあって、最初の幕内から
深田さんの
「ええ、腹立ちや!腹立ちや!」
の拍子が凄い勢いで、文字通り「体感」<笑

お仕舞は今日は四曲。
『春榮』、『藤戸』、『江口 キリ 』、『船辨慶 キリ
みな曲柄はそれぞれ違うにしても源平モノに所縁のある曲だな、と思って
見ていました。(江口の西行法師も元を正せば…だし)
長山先生の長刀姿が素敵です。

『春日龍神』
前場から、ようやく場内の暖房がきいてきて…つい、前場の半分くらい睡没。
明恵上人といえば、
「あかあかや あかあかあかや あかあかや あかあかあかや あかあかや月」
くらいしかぱっと思い浮かびませんが、鳥獣戯画で有名な栂尾高山寺の開基
といえば有名かと。
天竺行きのお暇挨拶に来た上人の決意を諦めさせるために春日大明神が
わざわざ姿を現して説得にあたる程の人物ですが、さらにダメ押しで目の前に
仏の会座に八大龍王が眷属をひきつれて舞う姿も見せ付けられて、
「真の仏法はこの国にあるのだ!」
と畳み掛けられたら、渡天もあきらめようというもので。

前の尉の面がとても品のある面だったなぁ、
(註:いくら睡魔に襲われたからといってもそれくらいは見てます)
桑田先生は結構ガッチリした体型の方ですが、よく大きさが殺せていたと
思うくらい、小柄な尉に見えた気が。

後シテの龍神はもう言わずもがな。見事な舞ぶりでした(笑)

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| 能・狂言 | 23:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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なう、御台様。白旗はお手に入つたか

十二月は一部構成にて、『源平布引滝』
配役はこちらに
義賢館~矢橋~竹生島遊覧~九郎助内の段まで。

幕開き三番叟は先日の二人三番叟より良かった気がするなぁ。
というのはさておき、
清十郎さん操る葵御前が麗しい。
待宵姫の拵えがちょっと肩にヘチマ入りすぎかしら?というのが
最初だけ気になりましたが。それ以降はあまり気になることもなく。
義賢の切腹ぶりは流石だな、と。
折平と待宵姫のその後が気になるのですが~
史実でいけば折角助けた後白河法皇がその後、成人後の駒王の
追討院宣出しちゃうわけだし~


矢橋から竹生島の御座船への転換の鮮やかさが見事。
矢橋では、小段ながらも、寛太郎さんが芳穂さんについて三味線弾いてらした。
ツレ弾きでないのを見るのは初めてかもしれません。
ですが、御座船での宗盛公を担当する文字栄さんの声枯れがちょっと残念でした。
(大分、お辛い様子でしたが)

九郎助内まで全体通して小まんの哀れさが引き立つ作品ですよねぇ。
で、その真の父親、瀬尾十郎の屈折した一徹さとですね、
主役は義賢でも実盛でもなく小まん親娘ですよ。
実盛はまぁ、後の「斎藤別当」と呼ばれるようになってから手塚太郎に首を討たれる
話の方が涙誘うし。

個人的印象では今回は瀬尾十郎が美味しいトコ全部さらっていった気がします。
というくらい玉輝さん大奮闘。
実盛の玉女さんが霞んでしまったわ、と思うくらい。

今回は中堅、若手で組んだ座組ですが、なかなか成長ぶりが垣間見える
ような場面もいろいろあったりして、そういう意味では楽しめる公演でしたかと
思っております。

| 歌舞伎・文楽 | 23:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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いずれを見ても山家育ち…

国立文楽鑑賞教室はAプロで。

『二人三番叟』
人形がピリッとしない。大夫と三味線の方は文句なかったので、正直床ばかり
見ていたかもしれません。
じゃ、何が悪かったのだろう。と聞かれるとまた困るんだなぁ。
三人遣いの三人が三人ともそれぞれ明後日の方向向いちゃってる感じか。

三番叟が終わると「教室」。
語り(というか、「しゃべり」か)担当はつばささんです。
典型的関西人早口で、隣の三味線担当龍爾さんニガ笑い。
そんな龍爾さんですが、三味線のバチで
「この(太棹)バチはこう、大きいんで、必殺みたいにチャチャッと
やれません。バキッと殴るにはちょうどいいかもしれませんが」
…ネタの世代が
人形担当は一輔さんです。町女房拵えの人形をお持ちになって、
「こうやって、こうやって、笑うと『オホホホ~』。自分で言うと気色悪いです」
とか。
最後は菅丞相と時平ファミリーの寺子屋相関図が上から降りてきて、
再びつばささんが芝居の解説を。

で、『寺子屋』は寺入りから
寺入りを語った始さんが、子供(菅秀才)の声が出せていないことに
今更驚いた。
源蔵はAプロでは和生さんなのですが、日頃こちら(東京)の公演では
女形の人形を遣っていらしゃることが多いので、あまり源蔵みたいな
役を見ることは少ないのですが、いい感じの源蔵でした。
松王は勘十郎さんですが、うんやっぱりこのくらい抑えていただいたほうが
役が生きますね~
どこやらの泣きベソかきの松王とは偉い違いです。
(ま、あちらは人形じゃなくて生身の人間がやってるわけだけど)
玄蕃もしっかり玉志さんが良い味だしてたし。
あ、あと紋吉さんのよだれくりが秀逸(笑)

さて、学生さんたちはレポート提出できたでしょうか(笑)
幕が開いてる間中、この日いらしていた学生の皆さんはとてもマナー良く、
また終わってから、
「カッコいいー」、「おもしろかったー」や
「眠くなるのかと思ってたけどゼンゼンいい!」
という声をロビーでちらほら耳にしました。

しかし、寺子屋の授業用レポートてのは正直どう書いたらいいのか
わかりませんな。

| 歌舞伎・文楽 | 23:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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いかなる車と問はせ給へば

『第九回 一乃会』

あいかわらず、パンフレットの文字数が多い。
そして先生自ら文をお作りになっている部分はやはり旧仮名使いなのが
楽しい。その中にピンクのフェラーリなど潜ませているあたりが尚の事楽しい。

受付のテーブルにも鈴木先生のお人柄が反映されるのでしょうか。
いつも見物への配慮がゆきとどいていて、いいなぁと思うのです。

で、『野宮』なのですが。
鈴木先生はとても綺麗だったし、秋のもの寂びた景色がとても良かったし、
欣哉さんとのやりとりも、序之舞も、葵上の従者や随身に轅を取られての
「物見車の力もなき身の程ぞ思ひ知られたる…」
という押し込められ方も、なかなか三社の宮出し的空気が感じとられて
(多分そう見えればいい筈なので)
良かったのだけど。

そう、普通ならスナオに入り込める筈だった。普通なら。
しかし…



真後ろ一列になって約二時間の演能中、ヒソヒソとも言えないレヴェルで
くっちゃべる事をやめられない、いずこかの奥様方…orz

アタシの二時間を返して<泣


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| 能・狂言 | 21:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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カケリはじめました

こう書くと、夏の「冷やし中華はじめました」みたいだけど、
そんな冗談をかましている余裕があるわけでもなく、
先日のお稽古からカケリの稽古をはじめました。

日頃は能楽堂で、曲の中で舞働が始まると脳内で
「オヒャーラーイ…」
などと段数を数えたりもしますが、実際に自分が動くとなると
事情は変わってくるわけで。

ポ、ハ、ポン、ポポン、プ、ハ、ポン、の小鼓の手を待って、
大鼓の ヤ で廻って、
×(大)、ヨー×(小)
で左足、右足の拍子を踏んで…

この辺は耳の感覚の問題もあるしなぁ…
ま、これがあってこその修羅モノなのですし。頑張りますよ。(´・ω・`)

あ、小廻リはトレーニングの甲斐あってブレずにできるようになりました♪

| 仕舞・お稽古 | 23:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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