花月草子

清涼山の御亭

2008年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年09月

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しばし休息

明日から2週間弱ばかり、お能やお稽古や、その他の舞台などから
一切離れた生活を送ります。
ちょっと別趣味での大きな大会がありまして。

しかし、九月の最初のお稽古日がその日程と重なってしまったので、
その日はお稽古お休みするとしまして、その埋め合わせのお稽古を
後で先生につけて頂くことにしました。
たぶんそれまで頭真っ白になってると思うので不安倍増。
大丈夫か自分。
一応、選択肢はふたつあって、○日と●日のどちらかで、と言われて
大会終了後二日目の○日を選択。
何故かといえば、頭真っ白を早い所切り替えられるかなと思いまして。
ツマミ扇できるかな。

それに●日の方を選んでしまうと、地元の祭礼翌日という事になり
足腰立たない状態になってるハズですから(笑)
いや、まず普通に座れませんから(笑)
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| 仕舞・お稽古 | 23:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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同じく打つなり天の鼓

八月の国立定例公演です。
『布施無経』
『天鼓 弄鼓之舞

『布施無経』は野村万作さん(施主)と万之助さん(住持)で。
万之助さんのかけていらした袈裟がよくこの曲で見かける普化宗
っぽいものとは違い、鮮やかな緋色の片肩にかける形状のものでした。
「折りたたんで懐に入れるのが大変かも」と思いながら見ていましたが、
やはり結構懐がふくらんでいましたね。でも、ちゃんと隠れてしまうから
不思議(笑)
お互いのやりとりが一つ一つ細かく丁寧で、普通の布施無経より若干長め
でしたが、サラリと見る事ができてしまうのはやはりお二人のなせる技か。
若い施主だとこうはいかないかも、という味のある舞台でした。

『天鼓』は弄鼓之舞の小書で。
今日は藤田六郎兵衛先生の名ノリ笛からいきなりKOされたような気がします。
緊張感漲る、揺るぎのない笛の音。
恭秀先生の前シテの王伯は幕から橋掛かりに出かかった所から、もう
嘆きすがれた老人の悲哀がひしひしと伝わってくるような。
面をかけていらっしゃるのに、まるでなにもかけていないように澄みわたる
ようなお声が響きます。
橋掛かりに座りこんでからはさらにもう目が離せず、また村瀬先生の勅使との
問答と、グイグイと引き込まれるような感じを受けました。
なにもかも生きる望みを失っていた父親が息子の遺した鼓(鞨鼓)の撥をとって
「薄氷を踏むごとくにて、心も危うきこの鼓」と一打ちした瞬間に忘れようとした
かった事がこみ上げる、その姿と、アイに送られながら再び肩を落としつつトボトボ
と家に帰る(中入リ)姿。とても見事でした。

後シテの天鼓ノ霊として現れてからの舞はもういわずもがな。若々しく、
それでいてどこか渋みのある姿に圧倒。
シテ、ワキ、囃子、アイと終始程よい緊迫感で見ていてとても心地のよい
素晴らしい舞台でした。

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| 能・狂言 | 23:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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装束干し

今日は能楽堂の装束干し(虫干し)の見学に行ってまいりました。
三日間のうち、今日は面が中心。
舞台一面にずらりと並べられた面の数々。
「弘化二年新調」という箱書きのついた翁面もあり。
公演で見るだけだと判らないけれど、こうしてひとまとまりにあると
小面一つとっても作風の違いが色々と個性豊かです。
また、もともとの個性が強い面(癋見や大飛出など)はさらに個々の違いが
はっきり判りますねー。
位の高低、品のあるなし、あるいは際立った出来のもの。さまざまです。
普段舞台でもなかなかお目にかかる事のできない貴重な面もあって、
そうした面はもう一見して凄い。とても圧倒される。

また、見所の閉じた椅子には直垂、素袍、指貫、緋の長袴などが
一面に広げられておりますし、
楽屋に回らせて頂くと、スペースいっぱいをつかったそこには…
唐草、鳳凰、業平菱、立涌、藤、花籠、扇面に桜、勝虫、花丸、露芝…
紗、絽、織り、摺箔、刺繍、
白、茜、藤、深緑、紺青、縹…
色も柄もとりどりの幾枚もの長絹。

あ、これはあの公演の時の、これはいつぞやの、との記憶の中の
やりとりも楽しいものです。
大変な目の保養をさせて頂きました。
来年はまた装束メインの日に伺ってみたいですね。

| 能・狂言 | 22:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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あら恥ずかしや我が姿

お浚い会明けの長いお休みが終わりまして、お稽古再開です。
経正モード継続中です。過日来クセのお稽古に励んでおりましたが、
今回からキリのお稽古に入りました。
いや、カケリもやりますのですが、まだそちらのこまかな詳細が来ていませんので、
「先にキリから」という事に。

六ツ拍子を踏んで、目付柱まで行って大きい角トリをして…とまずはここまで。
で、先生がその後の流れを「こんな感じで」とさらさらと舞って見せてくださった
わけですが…

えーと…あと正味残り半年ということで、頑張ります orz
(だって、他にどう言ったらいいんですかぁっ!<半泣き)

| 仕舞・お稽古 | 23:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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いや叶ふまじとよこの佛舎利は

台東薪能に行ってまいりました。
一日休みを取りまして、午前中から昼過ぎまでは病院におりましたが、
一旦家に帰ろうとする途次、ポツポツと降ってきましたので、近くのファミレスに
退避したところ、あっという間に豪雨となり、しばしどころか随分長い雨宿りに
なりました。
お茶をいただきながら、区の担当課に電話しますと、雨天整理券配布、
及び公会堂移動の決定が出るのは三時ごろということなので、浅草についても
しばらく時間をつぶしつつタイミングを計りながら動く、という事に。

今年はお能が『東北』、『舎利』。
狂言が『清水』となっております。
『東北』は一月に矢来で拝見した時とほぼ同じ装束で、ただ、病院で服用した
薬の加減か、ちょっとウトウトしてしまったのが残念。
そんな中でも重いまぶたを半分開けながら夢うつつというのはワキの僧と
同じ感覚なのかも…と都合よく考えてみたりもしますが。

『清水』は結構、お客様の反応がよかったですね。
泰太郎さんの太郎冠者、則重さんの主人ともにそれぞれの動きを
楽しんでいた方が多かったようです。
ここの薪能の特徴といいますか、始まる前におおまかな話のスジを解説して
くれますのは、能楽堂に足を運ぶ機会がなかなか無い方には良いかもしれません。
(ちょっとくどいと思われる部分もありますが)

『舎利』
とても勢いのある足疾鬼。里人が正体を現し、中入りする直前などは、
雷鳴の中でカッと現れるような(実際に雷がなるわけではなく)、劇画タッチを
思わせるような。
後シテの姿で一畳台の舎利容器をめぐってくるくると回る際、勢いあまってか、
赤頭の先穂が舎利容器にぶつかり、容器が一瞬、あわや倒れるか?と思う場面
もあり、古川先生演じる韋駄天との力強い組みあいも…でもちょっと韋駄天が押され
気味?に見えるところもあり、だんまりのようなところもあり、楽しめました。
韋駄天の戴はどういう冠の構造なのかなぁ。ちょっと気になりました。
そういえば、鬼を押さえ込むために登場する韋駄天ですが、韋駄天が手にしている
のは打杖ですよね。
打杖といえば有名なのは鬼たちが持っているものだけれども、天部の神が持つ
にはなにかいわれなどあるのでしょうか。

しかし、雨さえなかったらねぇ…<苦笑


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| 能・狂言 | 23:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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