花月草子

清涼山の御亭

2008年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年03月

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闘う三味線

鶴澤清治さんのDVDが来月の21日に発売されます。
おおよそ6000円前後の線。(定価7140円)

五月公演の一等席に座れる値段ですな…orz

まぁ、2枚組ですし…さて、どのタイミングでポチするか。思案投げ首。
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| 歌舞伎・文楽 | 23:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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めぐる月日もン年越し

絶対どこかにあるハズなのだが無くした…と思っていた本が思わぬ所から
出てきまして、10年近く越しのご対面。
(私がまだ自分のPCを買う前に父の仕事用PCに間借りしていた頃に、父の部屋で
資料か何かに使って、そのまま無くなってしまったかに思われていました)

講談社 『THE KABUKI 歌舞伎の魅力大辞典』
昭和59年新装版
歌舞伎の魅力大辞典

ご覧のように表紙はうさんくさくも俗っぽい、どこの外国人観光客目当てのチラシ?
の如くですが、外見に反して内容は充実してるんですわコレが。

弁天小僧のページだけでも、つか、弁天小僧本人の写真だけでも、『浜松屋』では
梅幸、菊五郎、猿之助、勘九郎(当時)、海老蔵(当時)、團十郎(十一世)の
6パターンある上に、『勢揃い』なんて、
駄右衛門:松緑(当時)、忠信:三津五郎(八世)、赤星:梅幸、南郷:羽左衛門、
弁天:菊五郎 だったりする。
今となっては貴重になった故人のカラー写真がこれでもかこれでもかと繰り出されて
くる(もっと時代を遡る役者さんも、有名所はモノクロ掲載。)、
で、読む所も多くて、実に濃いぃ。大変有難い一冊となっております。

昭和59年版というからは、私がまだ中学生くらいの時分ですかね。
(当時の中学生のフトコロ具合にしてみたらちょっとお高目の1200円も払って歌舞伎
ムック買うかなしかし<笑 だって、1200円も払ったら、プロ野球が2試合見られる時代だったんですよ!

| 書籍 | 21:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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匂はざりせば誰か知るべき

第三十回若竹能に行ってまいりました。
昼過ぎにはとても穏やかな日和でしたのに、終わって外に出てみれば
大変な春一番でしたね。東西線もストップしてしまい、帰りにご不自由された方
も多くいらっしゃったのではないでしょうか。

今回の大きなテーマは「憑き物」。お仕舞も「物狂」系の曲が3つ。
ことに長沼先生の「歌占」は印象に残りました。ひとつひとつの型がとても良い意味
でのメリハリが効いていて。
装束をつけていると中々気づきませんが、紋付姿となるとその上背のあるスッキリ感
が際立つようで素敵な先生です。

狂言『樋の酒』は次郎冠者のうそつきっぷりを則俊先生が軽妙に演じていらして、
見所の笑いを誘っておりました。太郎冠者より次郎冠者の方がシテっぽく見えて
しまったのはやはり齢を重ねた業のせいか。
この曲は小舞や謡が多く出てきますのでいいですね。
太郎、次郎の肩衣は花枝丸尽くしの色違いでお揃いでした。(太郎が紺、次郎が茶)

お能は『巻絹』です。
ワキの殿田先生はいつも良い配色の装束を選んでくるなぁ、と感心しきり。
春らしく萌黄の紗の素袍に中は朱の組み合わせ。生成り味の強い白大口。
ツレの小島先生が花粉症を堪えているらしいのが大変そうでした…
坂先生は脇能がお上手だなぁ、といつも思うのですが、今日の神がかり
の舞も「うわ~」と(笑)。面の目に光が宿っているような。
そして覚めた瞬間に、何かが落ちてボゥッと遠目になる感じ。

ところで、ワキツレの従者が都の男を縛り上げる場面で、ちょっと結びが甘過ぎた
のか、「うち解けこの縄をとくとく免し給へや」の前に解けてしまったのが…orz

先日の『絵馬』に続いてお神楽舞系の笛がありますが、独特の特徴深いものが
ありますので、神がかりになった途端にお囃子が一斉に変化する瞬間というのが
中々面白い。
聞き比べてみたいなぁと思いますが、一番近くの神社のお神楽奉納は大概いつも
平日昼間なのでちょっと残念。

しかし、今のように電車も何も無い時代。後白河院は三十四回も熊野詣をしたとの
ことで、随行する皆さんも大変ですねぇ、と思ったり。


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| 能・狂言 | 23:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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さては其方は狐ぢゃの

第三部は『義経千本桜』、鳥居前~吉野山~四ノ切。
勘十郎さんの独壇場といったところでしょうか。馴染み深い演目ながら、
四ノ切など少々演出を変えた部分もあって、源九郎狐の動きに萌え(*´д`)

吉野山では、床には呂勢大夫さん(静御前)、咲甫大夫さんをはじめ、大夫が5人、
鶴澤清治さんが率いる三味線5人での編成。
清治さんの三味線はいつ聞いても華やかでいいです。
(三月発売のDVDも買おうかどうか悩んでいます<笑)
しかし…、肝心の大夫が…若手で揃えたのがちょっと裏目かも。という出来だったのが
残念至極。
静の背後でこそこそこそと親を慕う狐忠信カワイイ。
拗ねるように尻尾カジカジする狐の可愛いさは犯罪並みです<爆
「よっ引いて、放つ矢先は」で投げた静の扇を忠信がはっしと取って客席から拍手♪

四ノ切では、静御前の鼓詮議の際に下手小幕に鼓の方が座し、静の鼓に合わせて
打つのはおなじみですが、なにやら箱の中で鼓がモソモソ動いています。
鼓が打たれはじめると、ピョコッと白狐が顔を覗かせる演出。
お芝居だと役者さん1人の動きだけだけど、人形だと3人で動かないといけませんし、
四ノ切の場面はいつも大変だなぁと思います。
でも勘十郎さんさすが「やりたかった」っておっしゃっていただけあって、
衣装の早替わりも途切れなく、なんとキビキビとして躍動感のある源九郎狐か。

四ノ切の語りは津駒大夫さん。三味線は鶴澤寛治さん。吉野山の清治さんに引き続き
三味線がいいですよね。
清治さんの三味線を「華やか」と評しましたが、寛治さんの三味線は「シブい魅力」と
いうべきか。

最後の宙乗りでは勘十郎さん、気持ち良さそうに人形を操っていた表情が印象的でした。

国立劇場の車寄せでは素芯蝋梅が良い香りを漂わせています。
車寄せの蝋梅01 車寄せの蝋梅02

| 歌舞伎・文楽 | 23:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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あら労しの中将姫

国立小劇場二月の文楽公演を鑑賞してまいりました。
まずは第二部より。今日は二部、三部通しで見ていました。

『二人禿』
景事ならではのズラリとならぶ大夫と三味線の皆さんの紫の裃が華やか。
勘弥さんと清三郎さんの操る禿の「鞠をかしてよ」「いやよいやよ」というのが良い感じ。
希大夫さんの見台が螺鈿がちりばめてあって綺麗でした。
大夫毎の見台の細工をくらべ見るのも景事ならではの楽しみ。

『ひばり(庚に鳥)山姫捨松』
今日は中将姫雪責の段。
前の冒頭、桐の谷と浮舟の花戦は、ホントに女同士の取っ組み合い感アリアリ(笑)。
中将姫の頭は「ねむりの姫」でした。文雀さん操る中将姫はけなげではかなげで
可愛いい。
嶋大夫さんの語りと宗助さんの三味線に胡弓(龍爾さん)がかぶって、いやおうなしに
切場が盛り上がっていきます。
勢いついて、岩根御前(玉也さん)の割竹の先が1本ポキッと折れてしまいました。
桐の谷を操られた清之助さんは年内に「豊松清十郎」への襲名を控えていますが、
今日はそれに違わぬ大熱演でした。
浮舟の「猫又ババァ!」も語りと人形がぴったりで効いてました(笑)

『壺坂霊験記』
土佐町松原~沢市内~山の段まで。
沢市内の最初にお里が縫物をしてる場面で笑いが起こったのが納得いかないんですが。
ちなみに人形遣いは簑助さんなんですが。どこで笑いが取れるのだ。
簑助さんと勘十郎さん(沢市)という組合せになおかつ語りが住大夫さんですし。
コレが見たかったから二部チケットを取ったと言っても過言ではなく。
堪能しました。
沢市のひく三味線が錦糸さんの三味線とバッチリのシンクロ。
山の段も休養中の伊達大夫さんのかわりに千歳大夫さんが語りましたが、
「沢市さまいなう~」とお里が半狂乱になる所がよく出ていましたよ。

番付チラシはこちらで
なお、伊達大夫さんと豊澤龍聿さんの病気休演のため、二部「二人禿」では
豊澤龍爾さん、「壺坂」の山の段では、千歳大夫さん、鶴澤清丈さん(ツレ)がそれぞれ
代演されています。
そういえば、嶋大夫さん。雪責はこの公演で最後にしたい意向との事。
いいものを聞かせていただきました…

| 歌舞伎・文楽 | 23:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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我等は伊勢の二柱

天気予報の嘘つき。と思う程、風の長閑な午後。(予報では雪でした)
九皐会二月の定例会であります。

『絵馬』、初見なのです。
最初のワキの出から、中々動きのある出方をするのですね。
前シテの翁と姥の老夫婦が互いに正反対の意味を持つ絵馬のどちらを掛けるか
争うものの
「じゃあ、いっしょにかけましょう」
となる展開はなごみますね~。白絵馬は陽光の恵、黒絵馬は慈雨の恵を顕します。
アイによれば毎年、どちらかが掛かるが一緒に掛かったことはないそうな。
当今の帝の仁政を寿いで、伊勢の二柱神が両方をかけてくれたのだそうな。
翁は天照大神、姥は豊受大神の現じた姿、となります。
アイも勅使を饗応するために一差し舞を披露しますが、アイの舞での笛の調子の
違いがはっきり判るようになっています。
(例えば)「ヲヒャーラーイ、ホウホウヒー」が「ヲヒャーライ、ホウホウヒ」。
一節一節の最後を伸ばさないというか。
後シテの天照大神は白狩衣に無地の緋の大口。
紅白のすっきりした姿で、鬘帯もなく、男でもあり女でもあり。
岩戸隠れの後にこっそりと岩戸をあけるやいなや、手力雄ががぶりと扉を開き、
天照大神イヤイヤしているのに天鈿女命が引っ張り出し(笑)。

前と後の繋がりが今一つ掴めませんが、「目出度ければ良い」という事で。
(豊受大神の出番て前のあれだけ?とかもうツッコミなし)
目にも耳にも楽しい福福しい曲でした。

『入間川』
埼玉の人が見たらどう思うかな(笑)
狂言「入間川」またの名を「ウソ800(エイトオーオー)」<またドラえもんか
大名がセコくてステキ<爆
右近先生が実に楽しそうに演じていらっしゃったのが印象的でした。

今月は草餅が販売されていました。もうそんな季節のようです。

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| 能・狂言 | 20:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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あ~い、そ~れは~♪

今月の歌舞伎チャンネル、『佛国宮殿薔薇譚』は今日が最初の放送日でした。

・右近、最初から飛ばしまくりのノリノリ

・後ろで踊っている衛兵隊's ってどちらさま?
 (今だったら全部名前が出るんでしょうけど。暗い上に、ああいう化粧だから
 余計わからない)

・オトワーヤ王子の名古屋弁がステキ

・デカサダンジ公爵夫人は美人ですよ。

・フェルゼンより国王の方が良い男というのはいかがなものか。
 でも面白いから良い(笑)

・マリー雀右衛門さまはフィナーレの階段をちゃんと視線まっすぐに降りて来たのは
 流石でございます。

・む゛~今改めて見直すと歌六アラン&タンゴ男(S)の違和感の
 無さが目につく。

・なんでいつも紀伊國屋の皆さんはああいうキャラクターなのだ。
 藤十郎さん、ブイエ将軍というより見た目はヒゲのあるジェローデル(笑)

| 歌舞伎・文楽 | 23:50 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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祇園精舎の鐘の声

最近改めて平家物語をぽつぽつと読みはじめました。
講談社学術文庫版です。
一応学生の頃に一通り読んではいるのですが、やはりあちこちが抜けた本でしたし、
また最近入手できる菊版などのハード表紙の本なども有名な部分が抜書きされて
いるだけだったりしますし。
(で、またお能の題材になってる部分というのはそういう本の中では大体抜け落ちて
いるもので…)

学術文庫ですと、原文、直訳文、と覚一本の内容で、全て通して載っているので。
また、冗長な文で読み飛ばしたい所はざっと直訳に目を通して、原文はあとで読み返す
事もできるので丁度良いかな、と。
ご存知の通り長い長い話ですし、あちこちに脱線する内容もあったりするので、
まあ、ヒマを見つけつつ、少しづつ読んで行きます。

と、いいつつ暮れから読み始めてもう「大宰府落ち」から「猫間」あたりまで
過ぎました(笑)

| 書籍 | 18:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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テンプレ

昨年は色々と試行錯誤しながら季節毎にテンプレを変えてきましたが、
今使っているのが、なんだか使いやすいし、控えめだけど花の塩梅がよくて、
これに決めてしまおうかな~と思っています。

長々と続ける(いや、続けてみたいですが)ものは、くどくないサラリとしたものが
良いですよね。

| よしなしごと | 16:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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