花月草子

清涼山の御亭

2007年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年01月

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おおつごもり

大晦日を迎えました。
いろいろございまして急遽立ち上げたつたないブログにもかかわらず、
足をお運びくださいました皆様には有難うございました。

今年は縁がありましてお仕舞の稽古を始めたりなどし、
初舞台もふみまして、何かと変化の多い年になりました。

年明けは三が日すぎあたりから更新を再会いたします。
宜しくお願い申し上げます。
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| よしなしごと | 18:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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情聲に発す

ハネ扇の型まで。
本当はここまでは前回のお稽古だったのですが、前回はお休みした方が何人か
いらしたので、同じ所をさらいまして私のほうは復習といった体。
日曜日に色々と自主トレしていましたので、わりに動けました。

図解を見ると細かく型が書きつらねてあるので、最初に見たときは、
「うわ、できるかな~」
状態でしたが、何とかなるもので。

琵琶と笙(鳳管)を合わせての秋の夜遊の様子を表現するのは和漢朗詠集
より引用されたクセの詞章ですが、その響きの美しさよ。
経正の死を悼んで、御室で催された管弦講の葬送。
経正にとってはこれ以上ない送られ方であったであろうかと。

行慶が声さえかけなければ、修羅の煉獄に戻ることもなく
そのまま成仏できたのであろうに<泣

| 仕舞・お稽古 | 23:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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十二月 五雲会

『龍田』
狂言『伯母ヶ酒』
『忠信』
『松虫』
狂言『苞山伏』
『乱』

1時間ちょっと前に着いたところ、列はそれほど出来ていなかったのですが、
最終的には立ち見のお客様もかなりいらしゃいまして、1年の締め括り
(まだ夜能もありますが)にもふさわしく盛況に終わりました。
でもねー・・・結構前の方に並んでいるのだから、そんな、ドアが開いたからって、
人を押し飛ばすように見所に走っていかなくても、という方もちらほら・・・orz

『龍田』の前シテの巫女の唐織が金地の紅葉尽くしで、まるでこの曲のために
あるような装い。
パッと紅葉が逆光で照り映えるような。
作り物の引き回しを外すと一転、花車の長絹がフワリフワリと。
秋の曲ともいえますが、詞章の中では「紅葉を閉づる薄氷」と、実は初冬の景色
でもあり。
水を渡れば水面に散り敷いた紅葉が乱れて見苦しくなるので渡ってくれるなとは、
あはれ心を誘い、また止められる側の僧にも心に余裕があればこそ。
中ノ舞にかけての藤田先生の笛に緊迫感があり、思わず聞き惚れ。

『忠信』。中々人数が揃う事が少なく、演じられる機会も限られる曲。
今日は立衆5人の若手の先生が次々と刀を抜いて忠信に向かって参ります。
仏倒れを披露する先生もいらして(若くないと出来ないですよね~)、
見所の空気は声なくとも沸きまくりです。
義経記巻第五、「花矢倉の決闘」を演じているのですが、肝心の横川覚範(法師)
は、ささと切り戸口に行ってしまう。吉野山の豪傑もお能では弱い(笑)
しかし、立衆が切り死にする毎に見所から笑いが漏れるというのは何ゆえ・・・

『松虫』
森先生が登場してきて、「オヤ?」と。ちょっとおやつれになったような。
やはりまだお体が本調子でないのであろうか。今年の風邪はとてもしつこい
(経験済)ので、お仕事の無い時間は養生して頂きたいところ。
大阪の阿倍野というと今は「あんな感じ<??」ですが、この曲では松原が延び、
虫の音も耳に面白く響く、という風情のある土地。
念友を突然亡くした若者の気持ちというのは、今の世では計りがたい気持ちなの
でしょう。泣いて泣いて泣き暮らす。
えーと・・・これ以上言及すると色々と複雑になるので・・・以下略
アイによればその後二人は一つ墓に一緒に葬られたというし、満足であろう。
でも、怪しい姿の亡霊になって出てきちゃうしなぁ・・・まだどこかに何か迷いが・・・

後シテの黒頭がとても自然な風合いの毛色で、良かったです。
これが真に真っ黒な頭だと、ひそやかな思いを偲ぶ亡霊というより「悪霊退散!!」
な感じになってしまうし。(どういう例えだ<笑)

『乱』
十二月五雲会恒例の実地試験ともいうべき『乱』。
後見、地謡、お囃子の先生方それぞれ裃姿で登場。
お目出度い曲で今年の幕引き。
猩々の面がさらりとした表情の趣きで、「酔っているけど顔には出しませんよ」
という詞章によく沿っているなぁ。と。
最も、かける方が違えばまた違っても見えたりするわけで、これはこの先生の
持ち味かも。
宝生の乱は初めて拝見するのですが、「流れ足」ではない、「ヌキ足」という
ものを見てみたくおもっていたので、実際に見て「ほおおお~、全然違う!」と。
爪先立ちではないけれどもぐっと伸ばす所は伸ばし、膝を屈して溜めてみたり、
重い装束をつけてこれを演じる宝生のシテの先生方は、まことに大変。
試験という扱いも納得できます。
良い気分で足元もよろけつつ、しずかに舞い納め、今年の五雲会も終了。

狂言は野村万作家の方々で、殊に苞山伏では見所は笑いの渦でした。

今日は演目が多いので、いつものように演者表記をすると、ズラズラと
長くなってしまうので、表形式です。
こちらを参照して下さい。
なお、松虫のシテは年間予定表では今井泰行先生となっていますが、
怪我の為、波吉雅之先生に変更されています。

| 能・狂言 | 21:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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第34回NHK古典芸能鑑賞会・・・の中継

実際の中継は昨夜ですが。
まあ、いろいろとこきまぜた、見る側にとっては多方面にアンテナを要するイベント
の中継です。夏に行われているので、狂言の『蚊相撲』などは今見るには季節的
にどうか?という気もしますが。
でも野村萬家の蚊相撲、楽しかったです~。オチの「プーン」が感染る所は『梟』と
同じだけど。萬先生の軽い妙味が好きです。

諸事情あって、TVをつけたのが遅くなってしまったので、住大夫さんの
『関寺小町』は見そこなった(聞きそこなった)のですけども、スイッチをいれたとき
は、ちょうど『蚊相撲』が始まったばかりのところでした。

続いて、役者「三津五郎」ではなく、坂東流家元として三津五郎さんの舞踊が
『傾城・半田稲荷』。
正直・・・傾城は見ないほうが良かったんじゃないか。
いや、見なかったことにしておこう。
かえって後の半田稲荷の方が、赤い願人坊主の軽やかな足取りなど、手先足先、
三津五郎本来の良い動き。
最初からこっち方面の曲にしておけばよかったものを、馴れない事をするから・・・
という印象。

最後の寺子屋はなかなか見ごたえがありましたね。
無論TVゆえ、実際に見るものよりは大分割り引かなければいけないのですが、
それでも。
今回の寺子屋は普段の寺子屋と違って、成田屋の型なのだそうな。
とはいえ、前半に源蔵(梅玉)が首をふりふりの、
「いずれを見ても山家育ち」
から子供たちが親に引き取られていくまではさほど変わらず、
しかし、肝心の首桶をあけるのは松王(團十郎)ではなく玄蕃(市蔵)。
しかも、しかも、ぐいと桶を奪い、蓋をさっと開け、小太郎の首の乗った桶を
高々とかかげ・・・

話のスジは判っていても、こう露骨に首があるとちょっと猟奇的・・・
(暫で首がポンポン飛ぶのとはわけが違う)
そりゃ、なかなか上演されないだろう。やはり見た目的にも結構引く。

ちなみに涎くりは男女蔵さんでした。父親には及ばないけど案外イケてました<笑

| 歌舞伎・文楽 | 13:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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