花月草子

清涼山の御亭

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秋の音・冬の音

さきほど放送していたNHKニュースニュースウオッチ9の天気予報の
中で、
「日本では音にも四季がある」
という説明にのせて、越天楽の龍笛で平調(秋)と盤渉調(冬)を
吹き比べるという映像が。

もちろん、気象情報の中ですのでサワリだけなのですが、
思いも寄らぬ所で、やるなNHK。
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| 雅楽・舞楽 | 22:20 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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2013年 明治神宮秋の大祭

台風一過、青空広がる神宮の杜の秋の大祭。
この上々の天気も大帝の御威徳なのかもしれませぬ。
ただ菊花展の方はやはり気候がずっと今一つだったせいかまだ蕾も多く、
「これから」といった感じ。
笠間稲荷奉納の懸崖も全て蕾状態でした。

今年の曲は

『振鉾』二節
 ・左方太食調 走舞『散手』
 ・右方高麗平調 四人舞『林歌』
『長慶子』

左方振鉾 右方振鉾

『散手』
本来は出手・序・破・入手の構成ですが、今回は序を省略。
なんでー序で走りまわるのが見たかったのにー<苦笑

またの名を『散手破陣楽』
由来としては、 神功皇后の新羅征討の際に率川明神が船の舳先に姿を現し、
自ら軍の指揮をとって敵を破った姿を記念して作られた…と言われていますが
記紀には率川(イサカワ)の神の名はなくて。
ちょっと調べたらまた媛蹈鞴五十鈴姫命が出て来ました。そうか。そういう事ね。
美人の姫神がああいう赤面の髯男な拵えにされてしまうのもどうかと思いますが。
(別の伝えによれば釈迦誕生の時に、師子喔王が作ったともいわれます)

毛縁の裲襠がフサフサのモコモコで今日の日差しでは暑そうだ…
入手でいったん鉾を置き、当曲から鉾を持ち替えて舞台の四方を押さえるように
ブスブスと鉾を突き立てる姿が印象的。
このあたりの故か、「地鎮の曲」とも言われているそうな。

散手01 散手02
散手03 散手04

散手 甲
散手 太刀

『林歌』
今年はどういうわけか子年でもないのに春から林歌づいているのが謎。
三月の国立パンフとか六月の国立公演とか。
高麗楽唯一の平調の曲です。
(唐楽の管絃による林歌は渡物として作られた、ともいう)
舞そのものは平坦で、特にこれといった特徴らしい所もないのですが、
それよりなによりあの「鼠の装束」が有名なのですな。
盤領の襟に膝丈の袍。腰の所を共布の紐で結び綴じるカタチになって
おります。異色だ。

小乱声で笛の調子が最初思うほど良くなかったのが残念。

林歌01 林歌02
林歌03 林歌04

林歌 甲
林歌 袍

ところで、席が埋まった後のアナウンスで後ろで立ち見状態の参詣客に
「ご覧になる方は左右の鼓鉦の後ろで…」
て、言ってたけど、それじゃ何にも見えないのでは。

| 雅楽・舞楽 | 17:19 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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国立劇場 第七十三回雅楽公演

昼間と夕方からの部に別れて。

昼公演
『雅楽を楽しむ』

解説「越天楽」で知る雅楽
・雅楽についてのお話
・雅楽器紹介
・舞楽について
・唱歌体験

管絃
・平調音取
・越天楽

舞楽
・陵王

夕公演
『管絃 -高麗楽の管絃と唐楽の大曲-』

第一部 「林歌」聴き比べ
・唐楽 林歌
・高麗楽 林歌

第二部 大曲 団乱旋の復曲
・壱越調調子
・大曲 団乱旋 一具
 序/一帖 二帖
 入破
 颯踏
 急声

…色々と書かなければいけないんでしょうけど、
なんか、正直、「もういいや」っていうか。
神社仏閣での奉納行事の一環で民間団体の演奏、奏舞を拝見するので
あればまだしもなのですが、国立でわざわざ宮内庁以外のこのテのイベント
って、もう私としては見聞きする意味があるのかよくわからなくなってきました。

復曲じゃねーじゃん。それなりのベースはあるだろうけど結局創作じゃん。とか。<嘆息

| 雅楽・舞楽 | 23:02 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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国立劇場 第72回雅楽公演

今年は小劇場での管弦公演となりました。
演奏のみで舞はつかないので、それほど大きな空間は必要ではないのですね。
とは言っても、調子の違う曲(今回は壱越調と平調)を多く並べてもらえる
のも国立の企画ならでは。
それぞれに歌物も交えて意欲的試み。

壱越調
・壱越調調子
・菩薩 破
・朗詠 東岸
・蘭陵王
・武徳楽

平調
・平調調子
・催馬楽 伊勢海
・林歌
・春楊柳
・越殿楽

朗詠 『東岸』
東岸西岸之柳 遅早不同 南枝北枝之梅 開落已異 春生逐地形

催馬楽 『伊勢海』
伊勢の海の 清き渚に潮間に 濱藻や摘まむ 貝や拾はむ 玉や拾はむ

調子ひとつで聴いているとわかりづらいかもしれませんが、あらためて
こうして並べて演奏されているものを聴くと壱越調の軽やかさと変化の幅
に気づかされる。
パンフには律呂の六調子と西洋音階との対照表などが掲載されていますが、
基本は相対音階の世界だから当てはめようというのは無理な気も。
そもそも朗詠には「調子」そのものが無いし。
二の句の句頭が一番高い音域を出さないといけないので、一の句、三の句、
および楽器も二の句頭の声域に合わせて調子を整えるのが常。
今回は二の句頭に「壱越調で謡える人」を持ってきたという事ですね。
(改めてパンフを確認して「ああ、龍笛の人か」と納得しました)
催馬楽は笏拍子の乾いた音が心地よい。

『菩薩 破』は東京にいるとあまり聴く機会はないのですが、一癖変わった曲
で面白い。筝、琵琶、鉦鼓の使い方がどことなく大陸的。

『林歌』の「旋律を歌謡化したものが催馬楽『老鼠』」とパンフに記してあった
ので、備忘録として記しておきます。

催馬楽 『老鼠』
西寺の老鼠 若鼠 御裳啄むづ 袈裟啄むづ ※法師に申さむ 師に申せ

国立劇場の前庭はちょうど梅が盛り。開場30周年記念の小田紅・貴山白も
見ごろになりあたりに香りを漂わせています。

小田紅 貴山白

| 雅楽・舞楽 | 22:14 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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文化庁芸術祭オープニング 伝統音楽の美

しばしのご猶予<苦笑

| 雅楽・舞楽 | 22:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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